デザインの勉強を続けていると、
「足せばよくなるはず」と思って、つい手を動かしてしまうことがあります。
でも今日は、その逆でした。
今回は、前回まで作っていた読書記録デザインをもとに、
サブテキストを増やした時に何が起こるのかを、
順番に試しながら言語化していきました。
完成形を目指すというより、
「なぜしっくりこないのか」を探るための練習です。
前回の記事では、Canvaで作った読書記録デザインの最初の形をまとめています。
今日は、その続きとして、足したあとに起きた違和感に向き合いました。
今日やったこと
今日取り組んだのは、次のようなことです。
・既に作っていた読書記録のデザインをベースにする
・サブテキストを1つ増やし、さらに作者名も加えてみる
・配置・文字の薄さ・人物の存在感を複数パターン試す
・違和感が出た理由を、その都度言葉にする
途中で迷うたびに立ち止まり、
「何がうるさく感じるのか」「どこが崩れているのか」
を確認しながら進めました。
サブテキストを2つにしたときに感じた違和感

サブテキストを1つ足したときは、
全体として落ち着いた印象になったと感じていました。
しかし、作者名を加えてサブテキストが2つになると、
急に余白が詰まったように感じ始めました。
・文字量はそこまで多くないのに、息苦しい
・タイトルから階段状に並べると安定するが、静けさが減る
・人物の存在感が急に強く見える
「情報が増えた」というより、
余白がうまく機能しなくなったという感覚に近かったです。
試した配置と、しっくりこなかった理由

配置については、考えられるものを一通り試しました。
・タイトル→サブテキスト→作者名を階段状に配置
・サブテキストを右寄りに配置
・作者名をフレーズの真下に置く
確かに、階段状にすると見た目は安定します。
でも、もともとあった静けさや余韻が薄れてしまうように感じました。
「整っているけど、落ち着かない」
そんな印象が残りました。
人物の存在感を調整してみる
サブテキストを2つにしたデザインを見比べているうちに、
人物のシルエットが以前よりも目立ちすぎていることに気づきました。
そこで、
・人物の濃さを薄くする
・さらに少しだけサイズを小さくする
という調整を加えました。
すると、
余白が前に出てきて、全体が柔らかく、静かに感じられるようになりました。
人物が主張しすぎないことで、
空気感そのものがデザインとして立ち上がってくるように感じました。
最終的に選んだ配置と理由

最終的に私が一番しっくりきたのは、次の形です。
・作者名がフレーズの真下に配置
・文字はより小さく、より薄く
・人物は控えめな存在感にする
情報としては減らしていませんが、
見え方としては「足さない」選択をしました。
安定よりも、
静けさと余韻を優先した結果です。
今日の気づき
今日の練習を通して、強く感じたことがあります。
・安定して見える配置が、必ずしも正解ではない
・情報が増えるほど、引き算が必要になる
・余白は「空いている場所」ではなく、雰囲気をつくる要素
そしてもう一つ。
感覚で選んだことも、
あとから理由を探せば、ちゃんと意味がある。
壁打ちしながら進めていたことについて
今回の練習は、すべて一人で考えて進めていたわけではありません。
迷ったときや、言葉にできない違和感を、
対話を通して整理しながら進めていました。
正解を教えてもらうというより、
「自分が何に引っかかっているのか」を確認するための壁打ち相手
という感覚に近いです。
そのおかげで、
途中で止まらず、最後まで試し続けることができました。
おわりに
今日は、
「足すことで良くしようとして、足さない選択に戻ってきた日」でした。
完成度を上げるというより、
自分が大事にしたい感覚を確認する時間だったと思います。
この記録は、
また迷ったときに立ち返るために残しておきます。
次は、この感覚を
もう少し短い言葉で説明する練習をしてみる予定です。


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